夏休みに読みたい-小学生におすすめの長い本

2015年7月22日

小学生におすすめの長い本

小学生におすすめの本の中でも、今日は長い本を選んでご紹介したいと思います。

先日、読書感想文を書きやすい本をご紹介した際には、短い、せめてあまり長くない作品を主に本を選びました。

でも、読書感想文用とは別に、長くて読みだしたら止まらないようなおもしろい本も、夏休みには読んでみたいですね。

読みやすいライトノベルから、名作、本格的なファンタジーまで、色々選んでみました。

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まずは読みやすいものから

長い、またはたくさんのシリーズがある作品の中から、サラサラと読みやすい本をご紹介していきます。

「マジックツリーハウス」シリーズ


何十巻もあるシリーズです。おもしろく読みながら、世界の歴史についての知識も得られてしまいます。低学年から

「ワンダー wonder」


容姿と人の心、友情。ユーモラスな語り口で読みやすいけれど、深く考えさせられるテーマの作品です。高学年から

「都会のトム&ソーヤ」シリーズ


うちの子供がこの頃夢中になっているライトノベルです。学級文庫にあり、クラスの本好きな子たちの間で、ひっぱりだこになっているらしい。十巻以上のシリーズになっています。高学年から

「ぼくらの7日間戦争」ほか「ぼくら」シリーズ


「都会のトム&ソーヤ」シリーズと同じく中学生が主人公のライトノベルで、ちょっと背伸びをした気分で読めるのがいいらしいです。高学年から

「魔女の宅急便」


ジブリの映画になった有名な作品ですね。これもシリーズでたくさん出ています。高学年から

夏に読みたい冒険もの

名作、ぜひ読んでおきたい定番の作品をご紹介します。

本当に好きで何度も読み返したい作品は、岩波書店の愛蔵版というハードカバー版がおすすめです。Amazonでは取り扱いがない作品が多いので、大きな本屋さんなどで探してみて下さい。

小学生向けの文庫や新書にも名作が含まれています。

「エルマーのぼうけん 」


長い本を読んでみたいという気持ちが芽生えた1年生のお子さんに。1冊読み通したら、「エルマーとりゅう」「エルマーと16ぴきのりゅう」のシリーズも。低学年~

「十五少年漂流記」

ジュール・ベルヌ
夏休みの読書といったら昔からこれです。今の子にはどうかな?と思っていたら、うちの子供はおもしろいと言って、何度も読んでいました。文庫、絵本、低学年向けのものなど、様々な本が出ています。

「冒険者たち」

斎藤 惇夫
出版社:岩波書店、岩波少年文庫
昔テレビアニメにもなった「ガンバの冒険」。おもしろくてすごく長い作品です。高学年から

「西遊記」


幼年向けから本格的なものまで、いろんな版があります。小学校3年生ぐらいから読めるおすすめの本は、あすなろ書房の「子ども版西遊記」シリーズです。

読みごたえのある作品

本好きの高学年から中学生におすすめの、読みごたえのある長い作品です。

「はてしない物語」

ミヒャエル・エンデ
出版社:岩波書店、岩波少年文庫
長い本といって最初に思い出すのはこの作品。大きくて重たい、ハードカバーの岩波愛蔵版を床に開いて、読みふけるのがおすすめです。エンデの作品では「モモ」もいいですね。

「影との戦い」ほか「ゲド戦記」シリーズ

アーシュラ・K・ル=グウィン
出版社:岩波書店、岩波少年文庫
重厚な世界観にのめりこんだら、抜け出すことはむずかしい。ただし、あまり読みやすくはありません。魔法使いになりたい子は、読むといいです。

「クラバート」

オトフリート・プロイスラー
出版社:偕成社
これも、魔法使いになりたい子供は読みましょう。一読して全部わかったような気がする作品ばかりではつまらない。あれはいったい、なんだったんだろう。夢にまで出てきて、また読み返したくなる。そんな作品です。

「宇宙への秘密の鍵」


スティーブン・ホーキング
出版社:岩崎書店
天才科学者ホーキング博士の本。ファンタジー小説でありながら、科学のおもしろさにひたることもできます。理科の好きな子に。そして理科の苦手な子にも。

「七夜物語」


川上弘美
出版社:朝日新聞出版、朝日文庫
男の子と女の子が冒険をする、長い長いお話です。挿し絵は酒井駒子さん。

自由研究的な自主学習

読書男子夏休み

Posted by shino