3Rとは?ごみの処理と利用についてまとめよう

2018年4月26日

3R(スリーアール)の自主学習

みんなで考えなくてはならない社会問題のひとつに、ごみ処理の問題があります。

小学校でも、ごみの処理と再利用について勉強します。ごみ処理場の見学に行く小学校もあるかもしれませんね。

ごみの処理と利用に関する自主学習として、リサイクルマークにはどんなものがあるか、調べてかいてみましょう。

また、ごみを減らし再利用するための「3R(スリーアール)」活動について、くわしく調べて自主学習ノートにまとめてみたいと思います。

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ごみの処理と利用に関する自主学習ノート例

ページの上の方には、いろいろな商品についている「リサイクルマーク」を図に描いてみます。

ページの下半分には、「3R(スリーアール)」について、3つの言葉とその意味、そして活動の例を書いてみましょう。

リサイクルマークには様々なものがあります。

ここでは図をかくだけにしましたが、名前や意味も調べてノートを作ってみるのもとてもいいと思います。

→ 資源・リサイクル促進センター「リサイクルにかんけいするマーク」のページ

こちらのサイトは、子供向けの説明がくわしく、参考になります。

3R自主勉

このようにノート例をまとめてみました。

3R(スリーアール)とは

3R活動は、環境省が推進している活動のひとつです。

ごみを減らす
  ↓
ごみの処理が環境におよぼす悪い影響を減らす
  ↓
限りある地球の資源を有効にくり返し使う社会(循環型社会)を目指す

このような目的で行われています。

3Rは、「リデュース」「リユース」「リサイクル」の3つの言葉の頭文字を表します。

リデュース 出すごみの量を減らすための工夫をすること
リユース 使えるものはくり返し使うこと
リサイクル ごみとして出されたものを材料として再生し、使うこと

3R(スリーアール)の例

リデュースの例

  • 買い物にマイバッグを持参し、お店のビニール袋をもらわない。
  • 使い切れるぶんだけ買う。
  • シャンプーや洗剤は詰め替え用の商品を買って使うなど、ごみになる容器をなるべく買わない。
  • 飲み物を水筒で持ち歩き、ペットボトルや缶の飲料を買わない。
  • お店で商品の包装を簡易にする。そのようなお店で買い物をする。
  • あまり使わないものはレンタルやシェアを利用する。
  • 長く使えるものを選び、ものを大切に使う。

リユースの例

  • 自分が不要になっても、まだ使えるものは、必要な人にゆずる。
  • バザー、フリーマーケット、リサイクルショップを利用する。
  • 洗ってくり返し使う容器(リターナブル容器)の商品を買い、使い終わったら回収に出す。

リサイクルの例

  • 資源ごみをきちんと分別して出す。
  • リサイクル製品を買って使う。

リサイクル製品の例

  • 牛乳などの紙パック → 再生パルプ → トイレットペーパー、ティッシュペーパー
  • 新聞、雑誌、段ボール → 再生パルプ → 新聞、雑誌、段ボール
  • ガラス瓶 → 「カレット」というガラスの小片 → ガラス製品、タイル、アスファルトの原料
  • ペットボトル → 「PET樹脂ペレット」という原料 → 衣服、プラスチック容器、さまざまなプラスチック製品
  • 発泡スチロール → 「スチロール樹脂ペレット」という原料 → 食品トレー、家具、さまざまなプラスチック製品
  • 生ごみ → 発酵させる → たい肥

ごみ問題をテーマにしたその他の自主学習アイディア

ここでは4年生のノート例として考えてみましたが、他の学年の方にも、工夫して取り組んでみてもらいたいのが、ごみ問題に関する自主学習です。

  • 家庭から出されたごみがどこに行ってどうなるのかを調べてまとめる
  • ごみが増え続けるとどうなるのかを調べてまとめる
  • ごみ処理場を見学してレポートする
  • ごみの分別方法について調べてまとめる
  • ごみを減らし再利用するために家庭で行っていることを、親に聞いてまとめる

夏休み等の自由研究として、じっくり時間をかけて調べてまとめてみるのもいいと思います。

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