江戸時代の将軍
今日は江戸時代の将軍を調べて、年表にまとめてみましょう。将軍の名前や任期を、すっかり覚える必要はないと思いますが、一度調べて自分の手でまとめて書いてみることで、江戸時代について理解するための軸ができるのではないかと思います。
- 江戸時代の将軍を年表にまとめよう
江戸時代については、他にも色々なまとめノートの作り方が考えられます。政治と人の身分についてまとめたノート例はこちらの記事でご紹介しています。
人々の暮らしについてまとめたり、文化についてまとめたりするのも良いですね。
江戸時代の将軍を自主学習ノートにまとめよう
まず最初に、江戸時代が、いつからいつまでであったかを確認しておきましょう。
江戸時代は、1603年に徳川家康(とくがわいえやす)が江戸幕府を開いたことから始まります。そして、1867年、徳川慶喜(とくがわよしのぶ)による大政奉還(たいせいほうかん)で、江戸時代は終わります。
1603年から1867年までが、1ページにおさまるように、目盛の幅を考えて年表を作ります。
ここでは、100年を縦7マスとして描くことにしました。とても中途半端な目盛になり書きにくいので、1マスを10年として、2ページにわたって年表を書くことにしても良いと思います。
何年から何年までが、どの将軍の任期であったのかを、調べて書いていきましょう。
このノート見本を見て書いてもらってもいいですし、インターネットや百科事典でもっと詳しく調べて書いてもいいと思います。
年表はわかりやすいように色分けして、このようにノートを仕上げてみました。
将軍とは
ところでこの将軍というのは何なのか、おわかりになるでしょうか。
ここでいう「将軍」は、昔、朝廷の支配下になかった東夷(とうい)を征伐するために朝廷が任命した「征夷将軍」「征夷大将軍」という官職のことです。
これは江戸時代にだけあった官職ではなく、もっとずっと古くからあったものです。東夷とは何か、征夷大将軍には歴史上のどんな人物が任命されたのかなど、興味を持ったらどんどん調べてみると良いと思います。
征夷将軍の官職は、明治時代になると廃止されました。江戸時代を終わらせた徳川慶喜が、最後の将軍となりました。