国の政治のしくみ-三権分立
日本の国の政治には、三権分立という大切なしくみがあります。権力が一つに集中するのを防ぐため、国の大事な役割を、3つの機関が分担しようというものです。
今日はこの三権分立について、自主学習ノートにまとめてみたいと思います。
- 三権分立とは何かを文章で説明しよう
- 三権分立の仕組みを図に表そう
その前に、機関という言葉の意味を確認しておきましょう。
「機関」にはいくつかの意味があります。
- 電力などのエネルギーを、機械的な力に変える装置、しかけのこと。
- 何かの目的をもって活動する人の集まり、組織のこと。
三権分立の3つの「機関」というのは、ここでは上の2の意味になります。
三権分立の自主学習ノート
まずは、三権分立の意味を、文章で書いてみたいと思います。
次に、3つの機関と、その役割をまとめます。
3つの機関だけで日本という国が動いているわけではなく、まん中には「国民」がいます。国民が、3つの機関にどうかかわっているのかも確認しておきましょう。
教科書や参考書などの説明や、図を見ながら、自分なりに大切だと思うところを取り上げていただくといいと思います。
このように三権分立とは、国会、内閣、裁判所の3つの機関が、国の重要な役割を分担し、正しく役目を果たしているか、たがいにチェックしあうしくみのことです。
これによって一か所に権力が集中し、独裁的になってしまうことを防ごうとしているのですね。
- 国会には、衆議院と参議院がある。
- 裁判所には、最高裁判所や、その他の裁判所がある。
- 内閣には、内閣総理大臣や、国務大臣がいる。
国民から3つの機関への矢印をよく見てみてください。国民の選挙によって決めるのは、国会議員です。内閣総理大臣や国務大臣は、国民の選挙によっては決めません。
こういったことも、覚えておきたいポイントです。
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