比例と反比例-その2
比例と反比例の自主学習ノートの例、その2をご紹介します。
この式を覚えるとともに、どんな場合に比例となるのか、反比例となるのかを確認したいと思います。
- 反比例の表とグラフを作る
- 反比例の式を書く
- 比例、反比例、どちらでもない場合の例を考える
比例の表やグラフを作るノートの例は、こちらです。
それでは、比例と反比例の自主学習ノートを作ってみましょう。
反比例の表とグラフを作ろう
まずは、ノートをどのように使って学習するかを考え、タイトルを書く、罫線を引くなど準備をしましょう。
それから、問題を書きます。
表とグラフの読み取りや、枠がすでに書かれてあるところに数字や線を書き入れる問題だけではなく、枠から自分で描いてみることで、あらためて気が付くことが多いのではないでしょうか。
ノートの下半分では、比例、反比例、どちらでもない場合の、どれにあてはまるかを考える問題に取り組みます。
2つの数の関係には、比例する場合、反比例する場合だけではなく、どちらでもない場合もあるということをおさえておきましょう。
表とグラフを完成させ、式と答えを書きます。
解答を見ながら、正解しているかどうか、確認しましょう。
反比例は、xとyを掛けると「決まった数」になるということを、表で確認することができると思います。
中学校の数学へ向けて
数字をxやyに置き代える考え方は、まだ、なんだかよくわからないなぁと思われるお子さんも多いかもしれません。中学以降でまた習いますので、ここでは、
「xがわかれば、計算によってyもわかる(yがわかれば、計算によってxがわかる)から便利だな」
と感じ取れることが大事ではないかな、と思います。
比例や反比例の式とグラフについて6学年で習うことと、小学校で習う比例と反比例の式は、2020年度改定の算数の教科書「新しい算数6」(東京書籍)で確認済みです。