雲の名前を調べてまとめよう
小学校の理科の授業で、天気や台風について習います。その際、いろいろな種類の雲があることを学習します。
すべての雲の名前と特徴を覚える必要は、学校の勉強としてはありませんが、自主勉強として、10種類ある雲の形と名前を覚えてみるのもいいと思います。
雲の名前は、下のノートでご紹介するように、似たようなものが多く、とても覚えにくいものです。
この雲の名前の覚え方について、別に記事を書いていますので、そちらも合わせてお読みください。
雲の名前の自主学習ノート
雲は、高さと形の特徴によって、10種類に分類されます。
10種類の雲の絵を描いてみましょう。
10種類の雲の名前と、特徴を簡単にまとめます。
- 巻雲(けんうん):とても高いところにある。「すじ雲」とも呼ばれる。
- 巻積雲(けんせきうん):「うろこ雲」「いわし雲」などの別名がある。
- 巻層雲(けんそううん):とても高いところにある、ふわっと広がった形の雲。
- 高積雲(こうせきうん):中くらいの高さにある、かたまり状の雲。「ひつじ雲」と呼ばれることもある。
- 高層雲(こうそううん):中くらいの高さにある、ふわっと広がった形の雲。
- 積雲(せきうん):低めのところにある、かたまり上の雲。「わた雲」とも呼ばれる。
- 層雲(そううん):低いところにある、霧のように広がった形の雲。
- 積乱雲(せきらんうん):別名「入道雲」とても高く盛り上がった雲。夏によく出る。雨を降らせる。
- 乱層雲(らんそううん):厚く盛り上がった形の灰色や黒の雲。雨を降らせる。
- 層積雲(そうせきうん):層状やかたまり状に集まり、空を広く覆う雲。
この名前をノートの絵に書き込みましょう。雲の別名や特徴も一緒に書いてもいいと思います。図鑑やインターネットで、もっと詳しく雲のことを調べてみるのも、とてもいいと思います。
色も塗って、このようにノート例を仕上げてみました。
自由研究にも
雲の絵を描いたり写真を撮ったりして、天気の記録をつけてみましょう。
- 季節に特有の雲があるかどうか。
- どんな雲が出ていると、天気がどう変わるか。
こういったことを調べて自由研究にするのもおもしろいと思います。