ごく普通の自学ノート【15ミリ方眼ノート編】

2022年4月21日

ごく普通の自主学習(3年)

この前、ごく普通の自主学習ノートということで5年生のノート例をご紹介しました。

それとだいたい同じなんですが、3年生ぐらいの方は15ミリ方眼ノートを自主学習用に使う場合があると思うので、15ミリ方眼ノート編として、3年生のノート例を作ってみました。

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動画のご紹介

前に投稿した5・6年生向けの動画です。ノートの作り方じたいは同じですので、動画でノート作りの手順をごらんになりたい方はぜひこちらをどうぞ。(音声あり)

基本の自主学習ノート作りの手順

今回は「毎日これでもOK」というような自主学習ノート例を考えてみました

  1. 漢字の練習
  2. 算数の問題
  3. 言葉や文の勉強

この3つを、ノート1ページで行っていきます。

ノートの書き方

漢字の練習

漢字を1~2文字練習します。

こちらの記事に書いている方法で漢字練習ができるように、スペースをとってあります。

  1. 教科書等のお手本を見ながら書き順にも気をつけて漢字を2回書く
  2. 今書いた文字と教科書をかくして、何も見ないで漢字を1回書いてみる
  3. 正しく書ければそれでOK。
  4. 正しく書けなかった場合は、もう1回手本を見ながら漢字を書く。
  5. 何も見なくても正しく書けるようになるまでくりかえす。

その時によって、何回もくり返し漢字を書く場合と、1発でOKという場合があると思います。

漢字練習のためのノートのスペースに、1つか2つぶん、漢字を書いてください。スペースがあまったら、漢字を使った言葉や熟語を書くと良いでしょう。

算数の問題

次に算数の問題をときます。教科書、副教材のドリル、教科書ワークや教科書ぴったりテストといった市販の問題集、通信教育等の問題、塾のテキストの問題など、ご自身に合わせて問題を選んでください。

問題の文章は書く必要がありませんが、もし書きたい場合は書いてもかまいません。

ぜひ書く習慣をつけたいのは、何の問題を解いているのか、ページ、問題の番号です。

今回のノートでは、教科書ぴったりトレーニングの問題を解いてみましたので「ぴた」と書いています。

さらに、問題を解いた時の式、図をかいて考えた場合は図、そして答えを書きましょう。

いつもノートの同じ場所に、ページや問題の番号を書く習慣をつけると、高学年や中学生になった時に、答え合わせや見直しをしやすい算数のノートを作れるようになると思います。

言葉や文の勉強

短文づくり、なかまの言葉集め、意味調べなど、毎日少しだけ言葉や文の勉強をすることをおすすめします。

自由な一行日記でもいいのですが、言葉の勉強のためには、テーマ(お題)を決めて言葉や文章を書くのも良いと思います。

このサイトのトップページ「今日のおすすめ自学」のコーナーで、毎日お題を発表していますので、よろしければヒントに使ってくださいね。

今日のおすすめ自学まとめカテゴリ

自主学習ノート完成例

3年生のごく普通の自主学習ノート

このようにノートを完成させてみました。

ノートの下のらんには、かかった時間を書いています。速ければいいというものでもないですが、集中して取り組むきっかけになるので、時間をはかって記録するのもいいですね。

まずはこのような、基本の自学ノートの作り方を身につけて、そこからいろいろ発展的な自学ノートにも挑戦していくと良いのではないかと思います。

というわけで、今日はごく普通の自主学習ノート(15ミリ方眼編)をご紹介しました。